更年期障害で「女神散」を服用しています
「女神散(ニョシンサン)」は、以下の症状などを軽減する漢方薬です。
- のぼせ
- めまい
- 頭痛
- いらだち
- 焦燥感
- 肩こり
★「女神散」について
「女神散」は、
などに用いられます。
血行と水分循環を改善し、気のめぐりを良くして神経の不調を治します。
漢方でいう、気血水のバランスを調える作用があります。
また、女神散の「女神」とは「女性の神(シン:意識や精神状態)を調える」という意味です。
★「女神散」の配合生薬
- 当帰(トウキ)
- 川芎(センキュウ)
- 蒼朮(ソウジュツ)
- 香附子(コウブシ)
- 桂皮(ケイヒ)
- 黄芩(オウゴン)
- 人参(ニンジン)
- 檳榔子(ビンロウジ)
- 黄連(オウレン)
- 木香(モッコウ)
- 丁子(チョウジ)
- 甘草(カンゾウ)
★「女神散」を服用した感想
わたしが服用しているのは、ツムラ67の女神散です。
半年近く服用していますが、効果はあまり分かりません。
心療内科と循環器科で処方された薬も一緒に服用しているため、どれがどう効いているのか、よく分からないというのが正直なところです。
女神散を服用し始めてから気になっているのは、体重増加と朝4時ごろに目が覚めるようになったことです。
体重増加と起床時間が早くなったことが、女神散の服用と関係あるのか分かりませんが、もう暫く服用しようと思っています。
社交不安障害について
息子は「社交不安障害」で、わたしと同じ心療内科に通院しています。
★はじめに
2年ほど前に、息子が社交不安障害の診断を受けました。
今回は社交不安障害についてまとめましたので、人前で緊張や恐怖が大きく、社会生活に支障をきたしている方は参考にしてください。
そうでない方にも「社交不安障害」を知ってもらえると嬉しいです。
★「社交不安障害」はどんな病気なの?
社交不安障害は、人前で恥ずかしい思いをすることを極度に恐れるあまり、そのような社会的状況に強い不安や苦しみを感じ、次第にその場面を避けるようになる病気です。
外出や通勤・通学もできなくなるなど、日常生活や職業的または社会的な機能に障害が出ます。
人前に出ると緊張する、わけもなく不安や恐怖するなどの症状が大きくなると、社会生活に支障をきたすようになります。
現在では、10人に1~2人が社交不安障害にかかるとも言われています。
発症年齢は10代半ばから20代前半が多く、病気という認識がなく、長い間1人で悩んでいるケースが少なくありません。
★「社交不安障害」の症状例
社交不安障害の症状の例として、
人の前に出ると緊張感が高まり、顔が赤くなる。
- 対人恐怖症
周りの視線が気になり、恐怖や震え、めまいなどを感じる。自分に対する他人の評価に強い不安を感じる。
- 発汗恐怖症
緊張により発汗し、ハンカチやタオルなどを持たないと落ち着かない。
- 書痙
人前で文字を書こうとすると、緊張と不安で手が震える。
- 場面恐怖症
緊張して声が震えるなど、人前でうまく発言できない。
などがあります。
★「社交不安障害」の原因
社交不安障害の原因は、まだはっきりとは解明されていません。
脳内の神経伝達物質であるセロトニンなどのバランスが乱れて、不安を誘発している
との説や、
恐怖や不安に関与する脳内の扁桃体が、過剰に反応しているのではないか
との説があります。
また、人前で恥ずかしい思いをした経験が、引き金になった場合もあります。
遺伝と思われる症例は、かなり少ないです。
★「社交不安障害」の治療法
社交不安障害の治療は、薬と認知行動療法を中心に行われます。
両方を併用すると治療効果が高いといわれています。
社会不安障害は、放っておくとうつ病などになる恐れもあるので、思い当たることがあれば早めに受診してみましょう。
自己判断せずに、専門の医師に診てもらってくださいね。
更年期にみられる主な頭痛
頭痛って本当にツラいですよね。
40代に入って「頭痛がひどくなった」という方は、少なくないのではないでしょうか。
更年期にみられる主な頭痛である片頭痛と緊張型頭痛についてまとめましたので、頭痛に悩んでいる方は参考にしてください。
★更年期にみられる片頭痛と緊張型頭痛
《片頭痛》
- 頭の片側が痛む
- 脈拍に合わせてズキンズキンと痛む
- 日常的な動作(歩行や階段の昇り降りなど)により頭痛が悪化する
- 悪心や吐き気などを伴うこともある
- 太陽の光や音で痛みがひどくなる
《緊張型頭痛》
- 頭の両側、全体が痛む
- 圧迫されたように、締め付けられるように痛む
- 日常的な動作(歩行や階段の昇り降りなど)により頭痛が悪化しない
- 悪心・吐き気などを伴わない
★症状が起こる要因
《片頭痛》
片頭痛は女性に多く、特定の食物やアルコール、カフェインの摂取、睡眠不足等と並んで、女性ホルモンであるエストロゲンの減少が要因であると考えられています。
また、月経関連の片頭痛も月経時、黄体期エストロゲンの低下が要因であると考えられています。
このため、片頭痛はエストロゲンの「ゆらぎ」が大きい閉経前は一過性に悪化し、エストロゲンの変動がなくなる閉経後に軽快します。
月経に関連した片頭痛の経験がある人は、閉経前の片頭痛が悪化するリスクが高いと考えられています。
また、抑うつや不安などの精神症状に関連するとも報告されています。
《緊張型頭痛》
緊張型頭痛は、目や肩の疲れなどの身体的ストレスだけでなく、不安などの精神的ストレスから、頭部の筋肉が過度に緊張するために起こることがあります。
また、閉経後に症状が変わらない、あるいは悪化したと訴える女性が多いこと、肥満、運動不足、喫煙などが危険因子であることが報告されています。
★簡単な対処法
《片頭痛》の場合は、アルコールやカフェインの摂取を控え、睡眠をしっかりとるようにしましょう。
《緊張型頭痛》の場合は、長時間の同じ姿勢や無理な姿勢を避け、ストレッチや運動をして血行をよくすることが大切です。
簡単な対処法はありますが、症状がひどい場合は専門の医師に相談してみましょう。
「ひよこ豆」の名前と栄養について
「ひよこ豆」を知っていますか?
「ひよこ豆」は栄養価が高く、いま注目の豆です。
今回は「ひよこ豆」の名前の由来と栄養についてまとめましたので、興味のある方は参考にしてください。
★「ひよこ豆」の名前の由来は?
「ひよこ豆」という名前は、英語でひよこを意味する「チック(chick)」に、丸い豆を指す「ピー(pea)」を合わせた「チックピー(Chickpea)」が由来とされています。
「ひよこ豆」は形が丸く、くちばしのような突起が特徴的です。
最近では、スペイン語の名称を英語読みした「ガルバンゾー(Garbanzo)」という呼び方も、定着しつつあります。
食感が栗に似て、ほくほくとした味わいが楽しめることから「栗豆」と呼ばれることもあります。
他にも「エジプト豆」、「チャナ豆」などの名前で知られます。
★「ひよこ豆」の栄養は?
「ひよこ豆」や「大豆」など、豆類は約70種類あります。
豆類は、栄養構成から「炭水化物グループ」と「脂質グループ」の2つに分けることができます。
「ひよこ豆」は炭水化物が多いグループに入ります。
全体の約60%が炭水化物、20%がタンパク質です。
タンパク質が豊富に含まれている豆類は、美容に欠かせない食材です。
その他、食物繊維やミネラル、ビタミンB群を多く含むのも「ひよこ豆」の特徴です。
「ひよこ豆」には、ごぼうの約2倍、さつまいもの約3倍の食物繊維が含まれています。
そのため、便秘解消効果があることはもちろん、コレステロールの吸収、血糖値の急激な上昇を抑えることにも役立ちます。
水煮缶やレトルトパック、乾燥豆などで売っているので、使いやすいタイプで調理をしてみてくださいね。
いつかメニューの紹介もできたら…と思っています。
強迫性障害について
私は「強迫性障害」と「全般性不安障害」で、心療内科に通院しています。
*「全般性不安障害」についてはこちら→全般性不安障害について - チコぶろぐ
★はじめに
私は2年ほど前に、自分の思考や行為の原因が強迫性障害だと知りました。
それまでは、他の人が自分ほど不安にならないのを疑問に思い、自分が病気だと思っていませんでした。
強迫性障害についてまとめましたので、不安やこだわりが強く、日常生活に支障が出ている方は参考にしてください。
そうでない方にも「強迫性障害」を知ってもらえると嬉しいです。
★「強迫性障害」はどんな病気なの?
強迫性障害は、強い「不安」や「こだわり」によって日常に支障が出る病気です。
自分の意思に反してある考えが浮かんで、ある行為を繰り返してしまうことに苦しみます。
「わかってはいるけれど、やめられない」のを、本人も自覚しているのが特徴です。
強迫性障害の発症には、性格、生育歴、ストレスや感染症など、多くの要因が関係していますが、原因ははっきりとはわかっていません。
しかし、解明が進んでいる部分もあり、積極的に治療に取り組めば治る病気です。
★「強迫観念」と「強迫行為」
強迫性障害には「強迫観念」と「強迫行為」の2つの症状があります。
強迫観念は、頭から離れない考えのことで、その内容が「不合理」だとわかっていても、頭から追い払うことができません。
強迫行為は、強迫観念から生じた不安にかきたてられて行う行為のことで、「やりすぎ」「無意味」とわかっていても何度も繰り返して、やめることができません。
強迫性障害の人は強迫観念が主体、強迫行為が主体、およびその両方で困っています。
★「強迫性障害」の症状
強迫観念と強迫行為として、以下のようなものがあります。
- 不潔恐怖と洗浄
汚れや細菌汚染の恐怖から過剰な手洗い、入浴、洗濯を繰り返す。ドアノブや手すりなどが不潔だと感じて触れない。など
- 加害恐怖
実際はそうでないと分かっているのに、誰かに危害を加えたかもしれない、という考えにとらわれる。新聞やテレビに事件や事故として取り上げられていないか確認したり、警察や周囲の人に直接確認したりする。など
- 確認行為
戸締まり、ガス栓、電気器具のスイッチを過剰に確認する。例えば、必要以上に何度も確認する、じっと見張る、指差し確認する、手で触って確認する。など
- 儀式行為
自分の決めた手順で物事を行なわないと悪いことが起きるという不安から、どんなときも同じ手順で仕事や家事をする。
- 数字へのこだわり
不吉な数字や幸運な数字に、縁起を担ぐというレベルを超えてこだわる。
- 物の配置、対称性などへのこだわり
物の配置に一定のこだわりがある。必ず同じになっていないと不安になる。
★「強迫性障害」の治療法
強迫性障害の治療には、認知行動療法と薬による治療を組み合わせるのが効果的とされています。
治療は個々の患者さんに合わせて決定されるので、不安に思うこと、治療法の希望などがある場合は医師に相談してみましょう。
自己判断せずに、専門の医師に診てもらってくださいね。
全般性不安障害について
私は「全般性不安障害」と「強迫性障害」で、心療内科に通院しています。
*「強迫性障害」についてはこちら→強迫性障害について - チコぶろぐ
★はじめに
私は2年ほど前に、自分の思考や行為が全般性不安障害によるものと知りました。
それまでは、他の人が自分ほど不安にならないのを疑問に思い、自分が病気だと思っていませんでした。
全般性不安障害についてまとめましたので、不安が強く、日常生活に支障が出ている方は参考にしてください。
そうでない方にも「全般性不安障害」を知ってもらえると嬉しいです。
★「全般性不安障害」はどんな病気なの?
全般性不安障害は、毎日の生活の中で理由がはっきりしない不安感、いろいろなものに対する不安を慢性的に持ち続ける病気です。
尽きることない不安のために、身体症状や精神症状が現れるようになり、不安が悪循環していきます。
全般性不安障害の人の不安は、持続的で程度も過剰で、本人が思うようにコントロールできません。
「自分や家族に何か恐ろしいことが起きるのではないか」といつも心配し、少しのことにも過敏に反応してしまうため、物事に集中することができません。
症状が進むと、睡眠や毎日の生活にも支障をきたし、日常生活をこなすことが困難になってしまいます。
私は、飛行機の音が聞こえると「自分のところに落ちてくるんじゃないか」、家族の帰りが遅いと「事故にあったんじゃないか」と不安になって、他のことに手がつきませんでした。
★「全般性不安障害」は心配性なだけじゃない
全般性不安障害は不安を感じる範囲が非常に広く、日常に起きる全てのことが不安の対象になります。
家庭、会社、学校、近所づきあいをはじめ、地震などの天災、海外での戦争など、自分に関係するもの以外も不安の対象になります。
不安の対象が日常生活のことのため、周囲の人も「他の人よりも心配性」や「ちょっと神経質」と思い、病気による不安とはなかなか気づきません。
また、本人も「自分は心配性な性格」と思っていることが少なくありません。
原因ははっきりとは分かっていませんが、神経質の性格や遺伝的要因、今直面しているストレス状態や自律神経の障害などが発症の原因のひとつだと言われています。
★「全般性不安障害」の症状
全般性不安障害は強すぎる不安がコントロールできず、心と体の悪循環によって、下記のような心身の症状としてあらわれます。
《身体症状》
- 頭痛、頭重、頭の圧迫感や緊張感、しびれ感
- そわそわ感
- もうろうとする感じ
- めまい感、頭がゆれる感じ
- 自分の身体ではないような感じ
- 身体の悪寒や熱感、手足の冷えや熱感
- 全身に脈拍を感じる
- 便秘や頻尿 など
《精神症状》
- 些細なことで不安になる
- 注意散漫な感じ
- 記憶力が悪くなる感じ
- 根気がなく疲れやすい
- イライラして怒りっぽい
- 小さなことが気になる
- 悲観的になり、人に会うのが煩わしい
- 寝つきが悪く、途中で目が覚めやすい など
★「全般性不安障害」の治療法
全般性不安障害の治療には、不安が尽きないうちは薬を使って、気持ちを落ちつけることが必要になります。
薬によって症状が緩和してきたら、認知行動療法を行うと、より有効な場合もあります。
全般性不安障害は発病すると、うつ病、パニック障害、社会不安障害(SAD)などを併発する可能性が高くなるといわれています。
「これって全般性不安障害の症状かも?」と心配される場合は、早めに受診してみましょう。
自己判断せずに、専門の医師に診てもらってくださいね。